Surface Pro3:感想筆者もSurfaceを予約して購入したので、今回は使用感などを含めてレポートしたいと思います。まず、筆者がSurfaceを購入した目的ですが、・メールの送受信(受信100通/日、送信40通/日)・ファイル管理・特定のWindowsアプリケーションの使用・閲覧用デバイスとしての利用となります。上述の使用目的で第一に必要なのは快適なキーボードです。賛否あるSurfaceのキーボードとタッチパッドですが個人的には合格点をあげられます。非常に薄いType Coverですがそれなりにキーストロークもあり、剛性も十分に感じられました。マグネットの着脱方式も非常に簡単で苦になりません。またPro2で評判の悪かった小さすぎるタッチパッドですがPro3へのアップデートに伴いそれなりの大きさに変更されています。もちろん使いやすさでいえば、最高水準ののトラックパッドを搭載するMacbookシリーズと比較するのは酷ですがSurfaceのタッチパッドについては一般的なノートPCと比べての使いにくさは感じませんでした。いざとなれば画面に直接触れればよい訳で、タッチパッドについては許容範囲と感じました。ちなみにWindows 8のタッチパッドは、Mac OSXに追随してマルチタッチのジェスチャーをサポートしているんですね。初めて知りました。ただ、不満点というほどのものではありませんが、キーボードを取り外して、タブレット状態で使用してるときに、キーボードをどこにしまっておいたら良いかをちょっと悩みました。本体+キーボードでカバーの役割も果たしているため、カバー関連の取り回しの面倒くささが若干感じられます。またこれはタブレット兼用という構造上どうしようもないかもしれませんが、鞄から出して使用する状態にするのに、余分なアクションが発生します。クラムシェルのノートPCはふたを開けるという1アクションで済むのに対し、Surfaceはキーボードをあけてマグネット着脱を調整し、背面スタンドも調整するという余分なアクションが必要になります。出したりしまったりを頻繁に繰り返す人はこの当たりも煩雑に感じるかもしれないですね。何れにしても、キーボード品質の観点からいえばSurfacceはノートPCとしての使用に耐える、良機といえます。ファイルの管理とアプリケーションの利用についてですがこれはいうまでもないかもしれないですが、プロセッサとメモリの性能からして、Windowsのデスクトップアプリはほとんど問題なく動きます。また、Windowsでおなじみのファイル管理がそのまま使えますので、非常に使いやすい環境がそのまま実現しているといえます。これも、iOSやAndroid OSには感じられないメリットです。寝モバで本格的なファイル管理やいつも使っているアプリケーションの利用までできるということに、驚きと軽い違和感を覚えてしまいました。さて、タブレットとしての使用感についてはいかがでしょう。長くなりましたので以下次回。