IT-NaviQ 技術課長PicoのITコラム


 ■美容室の話
 ITコラム / Date: 2015/02/04(Wed) 13:21:56    

中国で困るのがどこで髪を切るかという問題。
今の街に来てからというもの、なかなか適当な美容室が見つかりません。

あるのは、変な髪型を変な色に染めてダッサ黒い服を着た細くて小さい、頭の悪そうな田舎者丸出しの少年たちが沢山いるお店ばかり。
あんなに小さい店舗に、どうしてあんなに沢山の少年が必要なのでしょうか。

皆が皆そうだとは申しませんが、往々にして美容室で働く彼らには品がなく、大声で道いっぱいに広がって、クニャクニャヘラヘラと歩いているのです。

これほど悪意をぶちまけたのも被害にあったからであって、決して偏見からではないのです。
以下は私の友人のお話。

ある日のこと、髪が伸びきってしまった友人は、ホームレスと勘違いされる前に美容室に行こうと決心しました。

いつものように行きつけの美容室に行き、いつものようにお願いしました。
夫婦で経営している、安価で良心的な安心できる地元の美容室です。
そして、いつものようにウトウトしました。
起きたら、さっきよりも少しだけ短い髪になっていると信じて。
「流しますね。」という奥さんの声に起こされて洗い場へ。
この後やっとメガネをかけるのですが、まだ寝起きでボンヤリしているのと安心し切っているのとで、特に何も考えずに帰途へ。
そして、家に帰って鏡をマジマジと見てやっとビックリです。
ゴリになっていました、スラムダンクの。

そう言えば、美容室のご主人も同じ頭をしていました。
そう見れば、美容室で働く少年たちも皆同じ頭をしています。
そうすると、確かに、道行く少年たちも皆同じような頭です。
そうなんです。どこからか始まったセンスのかけらもない流行が、あっと言う間に広がって、個性を無視し、誰もかれもマネし始めるのです。
安心できる筈の美容室のご主人も、センスなき少年たちに流されてやってしまったのです。
少年たちは自信に満ちています。
自分たちが流行の最先端であると信じて疑いません。
白い眼で見られていることにこれっぽっちも気づいていません。
他人の視線に気づける賢さがあれば、あんな髪型で街をうろつくことなど到底できないでしょう。
実の所、中国の流行発信源って一体どこなんでしょうね?




   
   
   
   
   



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