IT-NaviQ 技術課長PicoのITコラム


 ■お土産物で頭を悩ます
 ITコラム / Date: 2015/07/12(Sun) 12:00:12    

帰国のお土産っていつも頭が痛いですよね。
口に入る物は日本人の皆さまイヤがりますし。

さてぼくの住んでいる街には華南最大の皮市場「三元里」があります。
という訳で、お土産は革製品にしよう。

さて、広州地下鉄2号線「三元里」駅に到着です。
地下鉄A出口から出てまっすぐ15分くらい歩くと、主に革のカバンを扱っているお店が沢山入っているビルが右手にあります。
ビルに入る手前で妙な客引き数人に声を掛けられました。
「コピー、コピー、キャッシュOK、コピー、コピー、ベリーグッド」
コピーと聞いて飛びつくのは一体どこの国の人間なのだ?
コピーの時点でベリーグッドはあり得ないだろう、むしろベリーバットだよ、などと心で突っ込みを入れつつ笑顔でスルーします。

家族と特別お世話になっている友人にはカバンを、そこそこの友人には財布を買うことにしました。
数えきれない程の店舗があるのですが、そこそこセンスのあるお店はだいたい二十軒に一軒くらい、いや、もっと少ないかも。
だからかなり歩くことになります。
そして、いいお店を見つけても、ケチな私はお店の中では買い物をしません。
笑顔で「ハロー」と店主に挨拶を済ませたら、お店の外にぞんざいに置いてある段ボール箱に手を突っ込みます。
そこには、ホントにチョットの傷とか色落ちとかで、半額以下になった商品が。
いちいち店主に確認します。「このカバンはどこに問題が?」
店主は意外と親切に、問題箇所を指さしながら説明してくれます。
万一、不親切な店主だったら絶対に買いません。
安い店なんていくらでもあるのだから。
そうやっていくつかの店を回って、今回の最得は400元のカバンが120元でした。

幸い、私の家族も友人も些細な傷やら色落ちやらを気にしないタイプなので、こんな感じで大丈夫でしょう。

皆さんも、中国でおみやげを探す際にはぜひ、ぞんざいに積んであるワケあり品に手を突っ込んでみて下さい。
外国人からぼったくろうと待ち構えている、がめつい店主を相手に値切るより、よほど楽で安いです。
何より、素晴らしい掘り出し物があなたを待っているかも知れません。


   
   
   
   
   



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